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テイルズ オブ レジェンディア 対応機種:PS2 発売日:2005年8月25日 固有ジャンル:絆が伝説を紡ぎだすRPG キャッチコピー:「信じる思いを力に変えて」 主題歌/歌手:TAO/Do As Infinity メインキャラクタデザイン:中澤一登 開発:チーム・メルフェス 初回予約特典:「テイルズ オブ」シリーズ10周年記念作品となるPS2「テイルズ オブ ジ アビス」のプロモーション映像、鈴村健一氏、広橋涼さん、浅野真澄さんら声優陣が参加したインタビュー映像、新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏によるミニサントラなどを収録した「プレミアムDVD」 テイルズオブシリーズの7作め。藤島康介、いのまたむつみの二大絵師で代表されていたシリーズに新風を巻き起こす意味で新たな絵師が投入された。両絵師の画風とは全く対極の絵師を登用した件についてはシリーズファンの間で賛否が真っ二つに分かれた。 良くも悪くも、後にも先にも、強烈な印象を与え続けるテイルズオブシリーズの中でも特に異彩を放つ異色作である。 異色過ぎて34万本の売り上げを記録。TOR:60万本、TOA:55万本の間に挟まれる形となり、テイルズファンの間での需要と供給の落差が数字で浮き彫りとなった形である。というより、発売3日前に「ジアビス(以下A)」の制作発表(絵師その他でも結構な批判を食らったためか)、Lの発売後の人気投票でも、まだ発売してないAの主人公がセネルを差し置いて一位に輝いたりと、ロクな事にならない。 そのため、一時期「(Lは)Aの前座」呼ばわりされたことも…。結果としてLの扱いがかなり希薄な印象となった。この出来事は一部で「夏の惨劇」と呼ばれている。 主題歌を歌ったTAOが解散してしまったのもその一つ。もっとも、やはりテイルズオブシリーズのアスタリアにて復活を遂げている。 戦闘などのシステム周りは全てTOEなどPS時代のものを踏襲。そのため、TOD2やTOS、TORを経て徐々に進化してきたシリーズの流れの中、敢えて時代に逆行した形となる。そのため、シリーズの更なる進化を望んでいたファンの間からの評判はあまりいいものであったとは言えなかった。しかし、BGMやシナリオは高く評価されている。BGMに関しては「やった事が無いけどサントラは持ってる(BGMが好き)」という人もいるほど。打ち込み主体のテイルズシリーズにしては珍しく、オーケストラやバンドの生演奏をふんだんに取り入れている。 また、一部ムービーはサラウンドシステム「ドルビープロロジックII」に対応しており音楽へのこだわりがうかがえる。ちなみにサラウンド音響を採用しているのは今のところレジェンディアとヴェスペリアのみ。 今作の作曲家である椎名豪氏はファンから再採用を強く求め続けられ、バーサスを皮切りにマイソロ3やレーヴ ユナイティアにも一部楽曲を提供し、ゼスティリアにて遂にマザーシップにカムバックした。ゼスティリアとは、遺跡繋がりがあるのも面白い。方や海が題材の一つで、方や船が存在しない文明の世界ではあるが...。 プログラミング上のデータ量が桁違い。普通のRPG二本分のデータがDVD-ROMに詰まっている容量オーバーが響いて色々削らざるを得なくなった結果が製品版となる とはいえ、プログラミングが甘いところもある。ボス戦との戦闘開始時でさえもレベル差によっては平気で雑魚呼ばわりしたり、仲間キャラ・人間(水の民)キャラとの戦いに勝利しても普通の雑魚モンスターを倒した時のようにはしゃいだりしている。戦闘開始時や戦闘終了後のボイスパターンには工夫が欲しかったかもしれない。 仲間の加入時、離脱時には「〇〇が仲間に入った!」や「〇〇はみんなと別れた」というメッセージが登場するが、これが異様に鬱陶しい。闘技場に挑戦する際にはいちいち仲間全員との加入のメッセージが現れたり、自由行動でセネル一人になる際にも律儀に離脱や加入のメッセージが現れたりする。バトルに参加出来るかが基準なので、後者は離脱の事情によってはたまに無茶苦茶なメッセージにもなる。セネルが落とし穴に落ちてウィルと離れ離れになるイベントにて、早速「ウィルはみんなと別れた」のメッセージが画面に現れた際には誰もが(何なんだこのゲーム……)と思ったに違いない。 ノーマがダンジョン内で病気にかかってしまいバトルに参加できなくなるというイベントがあるが、その際にも隔てなく「ノーマはみんなと別れた」と表示される。ノーマが埋葬される光景を想像してしまったら負け。 台本の量が15冊以上もの分厚さだと言われている キャラクターの手足の収縮加減や膨張具合などの演出強化にかなり力を入れているのがわかるマイソロシリーズに出演する際も、ちゃんとこの3Dモデルの変化は取り入れられている。 + レジェンディア・台本 このうちの約半分近くは削除されたと言われている 実に勿体無い話だ メインシナリオは七章構成だが、実は章ごとに全部担当ヒロインが変わっている一章「シャーリィ」二章「ノーマ」三章「クロエ」四章「ステラ」五章「シャーリィ」六章「クロエ」七章「シャーリィ」となる しょっぱなからクライマックス(いきなり急展開するストーリー、ミミー、フェロボンの洗礼的な意味で) 戦闘の難易度はかなり低めであり、基本的には普通に○ボタン連打しているだけで勝てると言われるほど。ボス戦などにも特に戦略を立てる必要がなく、容易にハメ殺せてしまうことでやり込み派のユーザーには物足りなさを指摘する声も上がった。 シリーズ初の剣を使わない主人公が登場。投げ技があったり、術技も「驟雨虎牙破斬」「輪舞噴竜連撃」など漢字六文字の名称、とんでもない数の術技名没ボイスがある。このころの作品の目玉であった「秘奥義」が没になっていたこともガッカリされた。 コスチュームもSから引き継いで存在するが周回ごとに固定と、これまた逆行している。 だがモーションキャプチャーを初めて導入するなど、新しく開発された要素もある。基本が実写取り込みであったがゆえに人間離れしたような複雑な動きをさせづらかった面もあった。 + レジェンディア コスチューム 上画面が正装(男性陣はジェイのみ短パン、女性陣はチア衣装とパレオに分かれている) 下画面が着ぐるみ(セネル:パンダ ウィル:ライオン モーゼス:サル ジェイ:ネコグリューネ:コアラ クロエ:イヌ ノーマ:クマ シャーリィ:ウサギ) という区分になっている。 この作品が異端視されるのは、絵師はもちろんのこと、そもそもテイルズスタジオが手がけた作品ではないことが挙げられる。ナムコ本社内でスタジオとは別に結成された新規チーム・メルフェスにより開発されたもので、当時のナムコ本社にいた鉄拳やソウルキャリバーを始めとする数々の精鋭たちが結集して構成されたチームとなる。 チーム・メルフェスは正真正銘このレジェンディアのためだけに構成されたチームであり、このTOLを最初で最後としていることで現在では幻のチームとなった。だがこの作品を機会としてテイルズオブシリーズに関わってきたプログラマも多数おり、それらの人材は現在テイルズスタジオでテイルズに関わり続けているわけだが、彼らにとっても最も思い入れの深い作品だけに、いつか再び手掛ける機会を窺っているという。が、発売から11年近く経った今でも移植もリメイクもその話すらないと言う数少ないマザーシップタイトル。マザーシップで現在もまだ移植もリメイクもされていない唯一のタイトルになってしまっている。TODは9年、TOHは5年とオリジナル版からの移植もリメイクもなかったことを考えればそれほどのことでもない。 ちなみに元メルフェススタッフは今でもテイルズスタジオの各部署やバンダイナムコゲームスに散らばっている。他会社に移籍したわけではないのでその気になれば再結集は可能かと思われるシナリオライターの田中 豪氏や、モデルグラフィックなどに関わった岩本 稔氏などにとってはテイルズシリーズに関わった出発点であるため、インタビューの際には殆どレジェンディアを切り口とした形でコメントしている。田中氏は今、ビバテイルズオブマガジンのコラムにて、大量に存在するレジェンディアの裏話を絶賛連載中である基本的にはリメDとLとGのライターと前置きした上でのコラムなんだけども、何故かリメDの話は一切せずGの話もそれなり、ほぼ8割がたLのコーナーと化してるよねあれ これらのスタッフは一度マイソロ3にて結集し、没秘奥義の搭載に貢献した。 バンナムのWiiの開発計画に「ソードオブレジェンディア」なる作品が入っており、それが続編ではないかと噂されていた。ただしお蔵入りになったので真相は不明。 都合上カットされた第3部「エクストラシーズン」なるものもあるらしい。「エクストラシーズン」については大陸編だとか第二の遺跡船が降ってくる異星人襲来シナリオだとか噂されている。だが、真相は闇の中。こんだけ広大な世界が遺跡船の外に広がっているのに使われないというのももったいない話だ主人公たちが活躍する地域を中心に、世界にはまだまだ広い大陸がある... というのは、ベルセリアにも採用された。レジェンディアがリメイクされたら、大陸編を作らないとしても異海探索に近いシステムは作られるだろう。 海外版ではなんとキャラクエのボイスが丸々カットされてしまっているなんでそんなことを…。キャラクエからが本番なのにだが、キャラクエ序奏におけるイザベラさんのオペラはちゃんと向こうの外人声優が再現してくれた TOL出演声優は以降のシリーズのサブキャラ敵キャラ声優再出演率が何故か異様に高いあとは小清水さんと神田さんが出ればそれでコンプなんだなぁ・・・もう残り二人なのかw その小清水さんもゼスティリアに参戦する事が決まってしまっているためあとは神田さんだけである。小清水氏に関しては更にもう一度、なんとパーティメンバーとして再出演している。同氏曰く、シリーズのメインキャラとなるのは悲願だったらしい。 流石に…と言いたいがシャーリィ役の広橋さんが過去作に出演してたりもするからなぁ。 過去作も含めると主要キャストの八割近くが別のテイルズ作品に出演している事になってしまうという…。 「TOX」というタイトルはエクシリア発売までテイルズスタッフの間において「名称未確定のテイルズの代名詞」となっており、いくつかのテイルズの仮タイトルとして用いられてきたが、「TOL」はその中でも最もその期間が長かったと言う。そのせいで「とっくす」という略称で呼びなれたスタッフが「とる」に決まった時妙な違和感を覚えたとかいう話である。古刻語でデザインされたTOXロゴもスタジオ内部には存在するとかいう話だ なお、そのエクシリアには今作のメインキャラの声優二人がサブキャラとして出演している。もっとも、エクシリアは敢えて過去作の声優から大量に採用したようだが。 プロデューサーである豊田氏から発注された指示はただひとつ。「遺跡船を舞台にすること」田中氏曰く、舞台を巨大船の中に限定することによって街の数を絞る目的の実利的なものであったという。どうも中澤氏は「海が舞台のRPG」という発注しか受けてなかったようで、それだけを縛りに好き勝手デザインした結果ああなったようだTOLの製作会議では、最初からある程度の物語の方向性や主人公やヒロインなどの漠然としたキャラづけから始まり、その後上がって来たキャラデザなどから色々と影響を受ける形で二転三転していったという。今後リメイクされる可能性は高いが、3D化や敵味方問わず秘奥義搭載、リンクアーツorチェイスリンク搭載、任意でのコスチュームチェンジ、闘技場での歴代テイルズキャラのゲスト出演追加、魔装備・ネタ装備追加と、削られたシーン追加は行われるだろう。 問題はチーム・メルフェスの再結成か。 TOL発売当時、隠しダンジョンの存在がうわさされ、数多のプレイヤーがその真相を追い求めたしかしながら、具体的な発見には至らずに多くの挑戦者が挫折したという + 隠しダンジョン? これが発売当時に検証された隠しダンジョンと思しき画像 没データの一部であろうか + 今まで描き下ろされたLキャラまとめ セネルはもっとある。 + よくわかる テイルズ オブ レジェンディア 人物相関図 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ノ . ―‐‐ 、 _ ┃ ┃, '"⌒゙Oo ちょっかい 〈 _,,_|§// 友 情 ? , '∽∞ヽ. ┃ ┃( ノO’从) ─────→ i´ノ人ノv〉 ←─────→ リ | l.l l.l.l.). ┃ ┃ヽリ*゚∀゚リ v.レ゚ー゚ノi ノ jリ゚ ヮ゚ノj| ┃ ┃ ┃ ┃ │ \ │ ↑ / 7 悪│.↑ メ ┃ ┃ │ \抱 気│ │ / / い │.│ ル ┃ ┃ │ \ き に│ │仲 / /絶 人│.│ ネ ┃ ┃ │ \つ な│ │ 愛 / /対 じ │.│ ス ┃ ┃ │ \ く る│ │間 / /服 ゃ│. │を ┃ ┃ │憧 \ │ │ / /従 な │. │護 ┃ ┃ │ ↓ │ ∠ / い ↓. │る ┃ ┃ │ スルー ┃ ┃ │ ,γノ)ヽ ──────→ 〃´ `ヽ. ┃┃ │ γ .ノ+^wゝ ( ノ人ノ i ┃┃ │ .7w*´∀`) ←────── (゚ ロ゚ Wノ ┃ ┃ │ 一方的な憎しみ ┃ ┃ │ ↑ 感↑│同 ┃ ┃ │れ 逆/ │? \複 謝││ 朋 ┃ ┃ │ セ/ ↓ \雑 │↓ ┃┃ │ ク/ \な ┃┃ │. ハ/ ,r´、 `ヽ \想 i⌒リ⌒⌒リ`丶 ┃┃ │ ラ / リノ ヽ、、)o \い | ノ(ノ-レ)ル | ┃┃ ↓ / 从゚ ー゚ノリ \ ノノ(l ゚ ヮ゚ノリノ ┃┃ __ 弟 ┃ ┃ ,´*~゚~* /|/|个^ ──────→ ⌒ ヽ,,、 ┃ ┃ ノ,《,从~从) ←───── ヾ====\ ( 、 人、)_) ┃ ┃/ c. ^ -^ノ 姉さんLOVE ∠レ6´∀▼ ←────── c' ゜ -゜ノv ┃ ┃ 死んじゃってください ┃┃ .,'´ `ヽ 安らぎ '´花==、ヽヽ ┃┃ i .vvwvv〉──────→' 〈.ノ.l l.l.l 〉しi l ┃┃ ヘqリ(゚)_ / ←────── ヾ、レ゚ー ゚ノリ、_l, ┃┃ うざい ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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ストーリー:テイルズオブアスタリア ストーリー:テイルズオブアスタリア第一章「星のカケラ」編 第二章「光と闇の救世主」編 第三章「結晶の大地と導きの光」編 第四章「追憶の楽園(エデン)」編 第五章「アヴァロンに眠る輝石」編 第一章「星のカケラ」編 ”かつて古の時代に、不思議な光に包まれた彗星がこの星へ落ちた。 衝突し6つの砕けた「星のカケラ」は、 不思議な光を放ちながら世界各地へと飛散した。 「星のカケラ」には不思議な力があり、持つ者を選ぶという。 己を試され、それを乗り越えた者のみが真実の姿を知ることができる。 時が満ち、宿命によって選ばれし者が現れた時、光の神殿はその姿を現すだろう。 選ばれし者は星のカケラを見つけ出せ、さすれば道は開かれん。 すべてのカケラが揃った時、光の神殿の守り神が現れ、その者の願いをすべて叶えてくれるだろう――。” これは古の時代からこの世界に伝わる伝説。 大人から子どもまで、世界中のすべての人が知っている”おとぎ話”となっていた。 そんなある日、事件は起こる。 世界の中心に、突如として姿を現した謎の神殿…。 どこからともなく忽然とその場に現れた神々しい神殿は、まさに伝説に伝わる”光の神殿”。 伝説はおとぎ話ではなく、真実だったのだ。 神殿の出現を機に、世界の情勢は大きく変動する――。 ある大国の王は、自身が「選ばれし者」であることを信じて疑わず「星のカケラ」を 捜索することに全兵力を注ぎ込む。 また、別の王は神殿の領土を自国のものにする為に、その狼煙を上げた。 不穏な世界情勢に誘発されるように、各地域での内戦までもが引き起こされていった。 世界を揺るがす「星のカケラ」の伝説の元、生まれた国や立場、 目的も異なる”選ばれし”6人の冒険が今始まる――。 ▲ 第二章「光と闇の救世主」編 響き渡る轟音、崩壊する大地、逃げ惑う人々――。 誰しも想像すらしなかった「世界の終わり」 強大な軍事力を持つ二大大国、ウインドルとア・ジュール。 長きに渡り繰り広げられた二国の対立は、遂には世界を巻き込んだ大戦争へと発展した。 だが、ある日を境に状況は一変、収束へと向かうことに。 ついに平和が訪れる。 世界の誰もがそう思っていた。 しかし、その期待はあえなく裏切られることとなる――。 ウィンドルとア・ジュールの両国が激突していた国境地帯に まばゆい閃光が走り、轟音が轟く。 何の前触れもなく、突然の出来事だった。 それは、終結を迎えようとしていた戦火を 再び燃え上がらせるに十分なきっかけを 両国に与えることとなる。 激しさを増し、加速していく人々の争いを見ている男が二人。 一方は憂いを帯び、もう一方は野心を秘め、想う。 世界の在り様を。 そして 「異変」 は起きた。 激しい轟音が響き渡り、世界中のいたるところで大地が崩落… 遂に訪れた世界の危機は、一瞬にして世界を支配した。 そして――… 大切な人を、家族を、仲間を守りたいと、 「想い」に突き動かされた者達の“運命の物語”が今始まる。 ▲ 第三章「結晶の大地と導きの光」編 澄み切った空と、人々を照らす穏やかな日差し。 それはまるで、誰しもが思い描く「平和」を絵に描いたような光景だった。 そんな世界の影で、一つの歯車が狂い始めていた――― いつの頃からか、世界各地で、木々や草花が結晶に包まれるという、 不思議な現象が見られるようになっていた。 妖しくも美しいきらめきを放つ結晶は、 世間に大きな戸惑いを与えると同時に、人々の心を魅了していく。 人々は、その現象を「晶化現象」と呼んだ。 ある日の事、シルヴァラント王国では、ある儀式が執り行われていた。 歴史の記録として過去を映し出すとされる「天啓の石碑」―――。 石碑の内容を読み解くという伝統の儀式の開催に、王都メルトキオの人々は関心を寄せ、街は賑わいを見せていた。 だが、そんな中読み解かれた天啓は 近年の既知の出来事とは符合しない、異例のものであった。 前例のない事態に疑問を抱く人もあったが、ほとんどの人々はそれほど深く気に留めてはいなかった。 そんな中、とある一報が世界を駆け巡る。 「一国の王が晶化現象に見舞われ、その身体が結晶に覆い尽されてしまった」 その知らせは人々に衝撃を与えた。 「晶化現象は、植物のみならず、人間にも起こり得る」 ――そんな考えを抱く者がいる一方、ある者はこんな考えを口にする。 「先の天啓は、この出来事を暗示した未来予知だったのではないか」と。 不安と疑念は、世界を覆い始めていく…。 それぞれの思惑を抱え動き出す四大国と、 その裏で緻密に張り巡らされた陰謀の糸…そこに隠された"真実"とは。 それぞれの「信念」と「正義」を胸に立ちあがった7人の物語が今、始まる――。 ▲ 第四章「追憶の楽園(エデン)」編 絶対的な安寧が約束された世界「エンテレスティア」 そこは国の隔たりのない平和な世界。 「天帝」を唯一の王と仰ぐその世界で、 人々は平和に暮らしていた。 かけがえのない家族と大切な友人と共に、 何の疑いも持たず、当たり前に過ぎてゆく日常を―― 「全ては天帝の祈りのままに」 エンテレスティアの人々にとって 天帝の意志こそが幸福への導きであり、また、希望でもある。 故に、人々は天帝のみを崇拝し、 その祈りを否定するものは存在しなかった。 ――しかし、世界は徐々に綻びを見せ始めていく。 ある女性の存在をきっかけとして… 彼女は消える事のない、深い憎悪をその胸に宿していた。 それは平穏と秩序が支配する世界には存在するはずのない"異物"――。 その歩みは生誕祭の行われている「帝都シャングレイス」へと向けられた。 全てを暴いてみせる、という強い意志と共に。 遂に動き始める"世界を暴こうとする者達"。 その行く手には「白き獅子」が立ちはだかる。 純白の隊服に身を包んだ彼らは断罪者か、あるいは――。 かくして、世界はその在り方を問われる事となる。 互いの想いの衝突と葛藤… その中で見出す「真実」と「答え」とは。 全てを取り戻すための物語が、今始まる――。 ▲ 第五章「アヴァロンに眠る輝石」編 幾多の戦乱を経て、 各国が平和協調への道を 歩み始めた頃、 世界に突如として 一つの島が姿を現した。 古文書に記されたその島の名は 「アヴァロン島」 伝説の島と呼ばれるその島には、 ある言い伝えがあったーー 何でも願いが叶う、 望むものが手に入る、 必ず幸せをもたらす …そんな夢のような宝があるという 宝の名は「サフィア」 「サフィア」は アヴァロン中央に位置する塔ーー 「エルピスの塔」の頂上で さん然と光り輝いていた。 しかし、その塔は不思議な封印により、 固く閉ざされていた。 何者も寄せ付けないかのように… そんな突如現れた不思議な島、 アヴァロン島を 四大国は共有地とし、 協同で調査する事にした。 各国は催しの一環として、 広く調査隊を募集し、 塔の封印を解きサフィアへの道を ひらいた者に報酬を与えるとした 地位も、名誉も、お金も 望むものが何でも 与えられるという夢のような報酬に 人々はこぞって調査隊に入り、 アヴァロンへと 向かったのだった-- ▲
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テイルズ オブ バーサス 対応機種:PSP 発売日:2009年8月6日 固有ジャンル:アクション ファン同士がバーサスするゲーム 主題歌/歌手:Be your wings/GIRL NEXT DOOR メインキャラクタデザイン:いのまたむつみ、奥村大悟、中澤一登、藤島康介 開発:マトリックス、テイルズスタジオ 初回予約特典:ドラマチックDVD 〜ダークヒーロー篇〜 + PS3版『ヴェスペリア』のオリジナルスキット解放のプロダクトコード テイルズオブシリーズの外伝作品のひとつで、初の対戦アクションものとなる『テイルズ オブ ファンタジア』から『テイルズ オブ ハーツ』までのマザーシップタイトル及びエスコートタイトル13作品から、35人が登場する。異世界ダイランティアに繁栄をもたらすとされる「大いなる実り」を巡って、世界4カ国の代表がフラッグを巡って雌雄を決するという内容 操作性は従来のテイルズとなんら変わるところはない。よって「格闘ゲーム」には分類されない。ファンからの印象的には「大乱闘スマッシュブラザーズ」のイメージが一番近そうである 開発は当初はテイルズスタジオが行っていると告知されていたものの、実際には大半が株式会社マトリックスに手がけられたものであり、テイルズスタジオはシナリオの一部の監修などに留まっていたという。 この作品は話の本筋を全て参戦した35人のキャラのみでまかなおうとする傾向があり、そのため参戦者は配役的に主役と悪役に割り振られ、その結果としてシナリオを主役に割り当てられたキャラと悪役に割り当てられたキャラを無理に戦わせる方向に持っていったことにより、著しくキャラのイメージが崩壊することとなり、シナリオ的には非常に評判が悪いと言わざるを得ない。 スタンとカイルの年齢設定についてはライター自身が始めから考えることを放棄していたほどだという敵ガン無視でアイテムを取りに行くAI、ハメや一定時間無敵スキルによるバランス崩壊、長いロード時間など、システム面でも評判が悪い。技においても一部の技がバランスを崩壊させるほど強かったりもする。 「主人公格は全員参戦」と言いつつラスボスしか参戦しない作品があったり、「贔屓はしていない」と言いつつ作品によって参戦人数やストーリーに大きく差があるなど、スタッフの言動とゲーム内容がちぐはぐな作品であった。ゲーマガ9月号のVSコーナーでの大館Pの発言「基本は前衛と後衛、武器や特技。後は個性があるキャラをピックアップ」 「例えばエターニアならチャットやフォッグなんかを入れると絡めるキャラが変わっちゃいますからね」 「シリーズ全体から見ると三分の一くらいで、ファンの方に叱られちゃうんですが、決してひいきしてるわけではないので納得して楽しんでほしいですね」等々…探せばいっぱいあります 一部では「ゲーム外でファン同士をバーサスさせるゲーム」なんて呼ばれている。事実バーサス発売直後のテイルズ関連スレの荒れ方は凄まじかった。 評価は散々だがセールスは上々だった模様。販売本数約23万は同年発売されたマザーシップのグレイセス(Wii版)よりも上。しかし、やはりファンからの評判が思わしくなかったためか2013年11月28日に他のPSPに出たソフトがDL配信開始される中バーサスだけ除外されているのであった…。 Vitaでは通信対戦に対応していないというのも理由…かも。一応VSのイラストでレイズの立ち絵やカットインに流用されているものもあるので公式としては黒歴史扱いなわけではない模様。 でも公式の「プレイしたことのある『テイルズ オブ』をお選びください。」というアンケートではハブられている…。2020年のエイプリルフールネタでVS2配信!とかで使われるあたり完全な黒歴史でもないような、そうでないような…。
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音楽:クレストリア 戦闘BGM イベントBGM 戦闘BGM 曲名 使用場面 備考 Dance of the Monsters 通常戦闘 Time to Finish This ボス戦 大執行者との戦闘など No Retreat ボス戦2 対マキナなど Put Your Heart Into It ボス戦3 リオンが参戦する戦闘など Risk It All 闘技場バトル Put Your Back into It マルチバトル Spirit Trials 精霊の試練 World Eater 咎我鬼ヴィシャス戦 Godly Games キャスク戦 Victory Song クエストクリア INFERIA BATTLE テイルズ オブ エターニア20周年記念クエスト 初代サントラ音源 ETERNAL MIND イベントBGM 曲名 使用場面 備考 蜜と遠吠え オープニング ボーカル:ゲスの極み乙女。 Light in You ショートアニメ、CM ボーカル:Ryu Miho Even If It s a Sin タイトル画面 Prepare for Battle ホーム画面 Warm Gatherings ギルド画面 Craving Victory 闘技場画面 The Long Road ストーリー選択画面 With Friends キャラクター召喚 Warrior s Repose キャラクタールーム Lively Journey キャラのやり取り A Moment of Peace 平和なイベント No One Can Stop Us コミカルなイベント A Reason to Cry 悲しいイベント Treachery Afoot 転映イベント Mysterious Power イベント Those That Don t Belong 疑惑 Monster Attack 緊迫した場面で流れる Truth Be Told 真相が明かされるイベント Power of Awakening ブラッドシン発現 The Journey Continues 第1章ラスト他 faraway カナタのテーマ ボーカル:小林健二 two of us ミゼラのテーマ ボーカル:田原紫音 EVER RAIN ヴィシャスのテーマ ボーカル:DAZZ Kinslayer カナタの親殺し Like the Brightblaze シラヌイの花畑でのイベント My Reason イベント SO FARAWAY 作中未使用曲 ボーカル:小林健二 / 田原紫音 / DAZZ
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テイルズ オブ ファンダム Vol.2 対応機種 発売日 開発 主題歌/歌手 PS2 2007年6月28日 テイルズスタジオ - ジャンル:ボイスアドベンチャー+α メインキャラクターデザイン:藤島康介 テイルズオブシリーズ2作目のファンディスク。藤島康介がキャラクターデザインを務めたファンタジア、シンフォニア、アビスのキャラクターが登場する。 前作同様ジャケットのデザイン違い2バージョンが発売された。 キャラクターのバストアップが原作からかけ離れた作画であったため発売前から物議を醸した(シリーズ定番の松竹絵ではない)。 アドベンチャーパートは「ファンタジア編」、「クラトス編」、「ティア編」、「ジェイド編」、そしてこれら全てのシナリオクリア後に出現する「時の狭間の物語」の5つからなる。ファンタジア編とティア編は田中豪(レジェンディア、グレイセスなど)、クラトス編とジェイド編は実弥島巧(シンフォニア、アビスなど)がシナリオを書いている。 最後はこの手のパラレル系作品にありがちな夢オチ的な展開で終わる。まあ、綺麗に畳むにはこれしかないか。 アドベンチャーパート以外ではミニゲームが充実しておりドンジャラ、パズル、射的、スロット、ポーカーなどのトランプゲームが楽しめる。ファンダム亭、ねこにん堂で販売されているアイテムはこれらミニゲームの攻略に役立つものが数多く存在。 ドンジャラの役集めは最早苦行、との声も。 クラトス編で出てくるシンフォニアのロゴはGC版準拠だが、クラトスがシャイニング・バインドを使ったりユアンが天翔雷斬撃を使っているのでPS2版準拠だったりする。
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キャラクター:テイルズオブファンダムVol2 オリジナル ファンタジア シンフォニア アビス オリジナル ファンタジア クレス・アルベイン チェスター・バークライト ミント・アドネード アーチェ・クライン クラース・F・レスター 藤林すず シンフォニア ロイド・アーヴィング コレット・ブルーネル ジーニアス・セイジ リフィル・セイジ クラトス・アウリオン 藤林しいな ゼロス・ワイルダー プレセア・コンバティール リーガル・ブライアン ミトス・ユグドラシル マーテル・ユグドラシル ユアン・カーフェイ アビス ルーク・フォン・ファブレ ティア・グランツ ジェイド・カーティス アニス・タトリン ガイ・セシル ナタリア・L・K・ランバルディア アッシュ ヴァン・グランツ リグレット ディスト ピオニー・ウパラ・マルクト九世 カンタビレ
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テイルズオブジアビス 対応機種 発売日 開発 主題歌/歌手 PS2 2005年12月15日/2006年10月10日(北米版) テイルズスタジオ(Sチーム) カルマ/BUMP OF CHICKEN 3DS 2011年6月30日 固有ジャンル:生まれた意味を知るRPG キャッチコピー:何のために生まれて来たのか、何のために生きているのか メインキャラクタデザイン:藤島康介 PS2版初回予約特典:テイルズ オブ ファンダム外伝(オリジナルドラマ『最強は誰だ!?8大ヒーロー大集合の巻』) 3DS版予約特典:オリジナルスキット収録スペシャルドラマCD テイルズオブシリーズの8作めシリーズ10周年記念作品でもある。 同年発売作である『テイルズオブレジェンディア』の発売直前に製作発表。この影響は様々な波紋を生んだというナムコとスタジオの間における豊田氏と吉積氏の軋轢だとか、色んな噂が飛び交ったものだった 攻略本のインタビューでは、池袋や渋谷にいるようなチャラチャラした若者がモデルの主人公が仲間に出会い成長していくというコンセプトで作られた。「リアル」を目指して作られた(「オールドラントは仮想の地球」発言あり)がいろいろと突込みどころもあり、賛否両論である。ハマる人はとことんハマる。 「戦争を知らない若者たちに、戦争の残酷さを教える」というコンセプトもあったが、そもそも製作者たちが戦後生まれで戦争を知らない世代なのは突っ込まれるところの一つ。戦争の残酷さ,災害の無慈悲さ,感染症の恐ろしさ。2005年に発売された当時のゲーム製作スタッフたちよりも、平成後期~令和を生きる今の我々の方がよりリアルに,より生々しくそれらを理解しているであろう事は、まさに「事実は小説よりも奇なり」といったところだ。 この作品は他作に比べて異様にロードが長いことで有名。バグも多い。加えてバグやフリーズの頻度も多く、さらにはテキストの誤植まで度々報告され、ゲームとしての作りこみの甘さを指摘された。 技名でも「斬影烈昴刺」「昴龍礫破」といった誤植が。正しくは「昂」という字。 イベントでアニスと本来その場にいないはずのイオンが入れ替わっていることもあった。 FOFの音素は本来の英語ではphonemeと綴る。正しくはFOPになるだろうか。現実の世界と意味や使い方が全く違うので造語でいいのだろう 他にも浅学(本来は謙遜する言葉)や「燃え尽くせ!」(正しくは「焼き尽くせ!」か「燃え尽きろ!」)・兵士のルークやナタリア、ジェイドに対する「ご苦労様です」(目下の者に対するねぎらいの言葉)などの日本語の誤用が目立つ。これは制作期間が1年しかなかったにもかかわらず、無理やり10周年に間に合わせるためにねじ込んだという説が有力であるSを海外に移植したからAへの労力が割けなかったという説もある。事実ならどう考えても大馬鹿だわ…。 「ご苦労様」にだけ関して言えば現代社会特有の『企業における謎マナー』の一種であり、本来「正しくは」目下のものからの言葉で間違いない。 その割には、のちに販売されたベスト版でも上記に関する問題点の修正は一切なかったが、日本版発売の数ヵ月後に発売された北米版には没になった秘奥義が追加され幾つかのバグ修正も行われた。北米版の追加要素は日本版発売後に少し余った時間を利用して導入したらしい。 ゲーム画面は全体的に明るくなっており、新規カットインも色彩が独特なものや秘奥義の演出とマッチしたものが多く見応えも良い。日本版で不利益なバグも大半が修正されている。キノコロードのバグは残っているので時期を間違えなければ日本版同様アッシュでクリアする事も可能だ。何故かロード時間は殆んど変わっていない。どうしようもなかったのか。余談だが、アッシュのヴァン最終戦用のポーズとかが入っているあたり没データとかは日本版・北米版問わず放置されてるっぽい。 後に3DSに移植された。北米版をベースに作られているので念願の北米版秘奥義もある。よかったね長髪ルークのレイディアント・ハウル、ガイとナタリアの第2秘奥義、ティアのフォーチュン・アークの追加部分、フィリアのセイクリッドブレイム。 ルークのイオン召喚とフィリアのセイクリッドブレイムは日本版にボイスが無かったため新規収録されている。後者は流用の可能性もあるが…また日本版初となる要素もあるとか立体視できます(キリッ チュートリアルのボイスが操作ボタン変更のため収録し直されている。 ロード時間はカードROMなので問題ないそう。その分(?)セーブ時間は結構長い。計ってみたら10秒程度かかる。 新規メインビジュアルは藤島が「また書けるんですね」と喜んで書いた タイトルロゴで隠れているが実はルークとティアは手を繋いでいる(しかも世で言うカップル繋ぎ)奥村キャラであるミュウも藤島が書いているあまり可愛くない辺りに、妙な味があるミュウになっている。 完成度が高かったアビス本来の持ち味を邪魔しないように、新要素は少なめにしてある裏を返せばベタ移植ってことじゃ…追加要素バッチリ追加すれば完全版商法か?と言われるし、そうじゃなけりゃベタ移植wどっちがいいの?意図的に削除して後から色々追加するのとか叩かれてるんだから最初から全力を尽くせってことでしょ。 間を開けずに発売するから完全版商法ってなる訳だ。今回の場合、追加要素は必要だった。 新要素としては「術技ショートカットにタッチスクリーンを使用」と発表されている。ハーツで採用されたシステムとほぼ同じ。 テイルズオブモバイルより配信中の携帯アプリ「ミュウの大冒険」との連動はなくなるらしい 3DS版は、ワイド画面のおかげで(PS2版では見えなかった)ルークの部屋の奥にいるガイまで映る。ただハードウェアの処理能力の違いからか背景などのテクスチャが削除、あるいは簡略化されている・ フィールド探索時は下画面にマップが表示されるおかげで迷いにくくなっているようだ 些細な事だが、戦闘中の技のテロップやステータスウィンドウの部分、術技・秘奥義のエフェクトが全体的に少しショボクなっている。携帯機だから仕方がないか。PV内で具体的に言うと襲爪雷斬が微妙に変わっている。その他にもエフェクトは作り直しているらしい。 バトルフィールドはマイソロシリーズ・PS2版の中間のような感じ。グレイセスで動かなかったバトル中の顔グラも動いてるみたい。顔グラとはダウン中は目をつぶる、など。つまりキャラのグラフィックも微妙に作り直している。 カットインの仕様もパッと消える仕様からズームアップしつつ消える仕様に変更されているようだ。 諸般の状況を鑑み、発売日を2011年5月19日から2011年6月30日に延期とすることを決定された。発売前には震災を連想させそうな場所な箇所を削るのではないかと言われていたが、ちゃんと削られずに残っているので安心 余計なお世話かもしれないが、3D画面は目への負担がかなり大きい。お話に夢中になって何時間もやっていると、気分が悪くなる可能性が普通の画面より多いので、適度な休憩を取りながらプレイしよう!長時間やりたい場合は、2Dにしちゃった方が良いかも。自分自身と相談しながらやろうね。 移植作の中では頑張ってる方、な出来。戦闘中の処理落ちが割と多く3DSの性能でも完全移植とはいかないようだ。 ダウンロード版が2014年12月3日より配信中。パッケージ版は2GBカードを使用していることが伝えられていたが実際の使用量は約1.9GBでこれは後発のイノセンスRやハーツRより大容量。 闘技場の歴代キャラは団体戦で登場。通称「リッド軍団」メンバーはリッド・ハーシェル、ミント・アドネード、ナナリー・フレッチ、フィリア・フィリスと前衛、補助、中衛、後衛とバランスがとれている。苦戦は必至。 戦闘BGMは歴代テイルズオブシリーズの戦闘曲のメドレーになっている。 闘技場のオーナーが、別の時空から呼び出した影とファンサービスにしては設定が細かい。 歴代闘技場の中でもかなり難易度が高い。数々の回復や蘇生で心が折れること、砕けること。 サブスクの各サービスでテイルズのサントラが解禁されているが、権利の問題からなのか名曲と名高いエルドラントのアッシュ戦の曲は含まれていない。同じ理由だろうか、エクシリア2のラスボス戦のテーマソングアレンジも未配信。 + 誤植 ルーク「やめろイオン!やめるんだ!」 イオン「・・・・・・・聖なる焔の光は穢れし気の浄化を求め、キムラスカの音機関都市へ向かう。そこで咎とされた力を用い、救いの術を見出すだろう・・・・・・」 ルーク「イオン!しっかりしろ!」 ルーク「ルーク・・・・・・・今のは僕があなたに送る予言(スコア)。数あるあなたの未来の・・・・・・・一つの選択肢です・・・・・・。頼るのは不本意かもしれませんが・・・・・・・僕にはこれぐらいしかあなたに協力できない・・・・・・」 ルーク「馬鹿野郎!今までだってたくさん協力してくれただろ!これからだって・・・・・・」 ルーク「・・・・・・ルーク。そんな顔をしないで下さい。僕の代わりはたくさんいます・・・・・・」 ルーク「そんなことない!他のレプリカは俺のこと何も知らないじゃないか!一緒にチーグルの森に行ったイオンはおまえだけだ」 本来は緊迫の展開のはずなんだけどね…。狙ってウケを取りにいってるのかな?最初の最初でペールがルークになっていたのもあるが… 3DS版ではどちらも修正された。さらに「ホーリーボトル」表記も従来通りの「ホーリィボトル」に修正された他、誤字脱字も一部修正された。 たまに「テイルズオブアビス」と間違われるが、正式には「テイルズオブジアビス」である。タイトルにTHEが入るのは単純に「テイルズオブアビス」だと語呂が悪いから、という説が有力。THEがつかないと深淵にならないと海外からツッコミが入ったという説もある。ただの「abyss(an abyss)」だと、「深いふち,底の知れない深い穴」「深い底」「混沌」という意味になる。でも、「the abyss」だと「地獄,奈落の底」という意味になる。…らしい。深遠の物語というより、地獄の物語とか奈落の物語と言った方が近いのだろうか? なお、藤島テイルズの中で唯一外伝が存在しない(書籍を除く)。ちなみにTOPはなりきりダンジョン及びサモナーズリネージ、TOSはラタトスクの騎士、TOVは劇場版がある。 一応ファンダムVol.2にティア、ジェイドのサブストーリーがあったり。 + ネタバレ(ED後解釈について) ※注 ここに書かれた解釈は、アビスの続編が発表され彼らの未来が決定しないかぎり、全てに可能性が存在します。他の方の解釈を頭ごなしに否定するような書き込みはご遠慮いただけますよう、よろしくお願いします。ご自身の解釈を、他者の信じる説を否定する為に記載するのではなく、ご自身の信じる説を強化するために記載してください。例えば、ある事柄について自分とは違う解釈をし、自分の信じる説とは違う説の根拠として書かれていたのを目撃したとして。その説を否定するために自分の解釈をそこに記載するのは避けていただきたいのです。それよりも、その解釈を自分の信じる説の根拠として記載したほうが、よっぽど建設的じゃないですか!皆で仲良く、色んな可能性について模索しましょう。 + 融合説 コンタミネーション現象は生物(オリジナルとレプリカ)でも起こる。完全同位体のコンタミネーションは、「大爆発(ビックバン)」と呼ばれる現象が完全同位体の被験者(オリジナル)に発症する。 これは同じ存在であるレプリカの情報を回収するため、オリジナルが自ら音素乖離してレプリカの情報を吸収し、オリジナルと再構成する現象で、結果レプリカは存在していたときの記憶をオリジナルに残して消滅し、オリジナルは2つの過去の記憶を持つことになる。 その過程で被験者側に音素乖離による緩やかな放出現象が始まり、オリジナルは少しずつ体力・譜術力を失う。やがてそれによりオリジナルが力尽きると、特殊なコンタミネーション現象が発生し、レプリカは存在していたときの記憶をオリジナルに残して消滅、被験者は二つの過去の記憶を持つとされている。 簡単に言えば音素のオリジナル→レプリカへの爆発的な流入が起きた後レプリカを取り込み自らを再構築する形で終結する。 ルークとアッシュの場合、すでに大爆発(ビッグバン)に向けて緩やかな音素乖離を起こしていたアッシュが神託の盾兵により殺害されるがまだこの時点では大爆発(ビッグバン)は完了していなかったと思われる。 しかし、ヴァンを倒しローレライを解放した時点でルークは音素乖離が限界に達すると同時に死亡しているアッシュに大爆発が発生したと考えられる。 一応完全な大爆発が起きるには「特殊な力場」が必要であり、奇跡的な状況でないと備わらないとされているが、ローレライ解放の「地殻」はこれに当てはまるとされる。 つまり、ラストに帰って来たのはルークとアッシュが融合・再構成した『ルーク・フォン・ファブレ』である。 チーグルのスターと違い特殊な環境で行われたため、どちらの人格がベースでどちらが記憶だけの存在になったかは明らかにはされていない。 二人の融合体としての新しい「ルーク」なのでルークともアッシュとも言える(というか2つに分けられた魂がもとに戻ったので本来の『ルーク・フォン・ファブレ』と言えるかもしれない)。この場合の融合した「ルーク」のベース(主人格)はどちらとも言えず、ど修羅場が待っていると思われる。「Nice boatとLove is overどちらが良いですか?」なんて究極の選択を迫られないよう、注意してもらいたいものである。「中に誰もいませんよ。」か「眠れ子羊よ。安らかに。」かってことか。それDEAD OR DEADって事じゃねーか。究極の選択ってレベルじゃねーぞ。 + アッシュ生存説 ムービーでの長髪と短髪の二つの彫像のうち短髪の石像だけの崩壊や腰につけた剣の持ち方などの演出、サブイベントや「アッシュはもともと左利きだったがテーブルマナーで矯正して右利きにした」などから推察するしかない。ただし大爆発(ビッグバン)のサブイベントと公式の発表から信憑性は高いかもしれない。 ゲーム版EDではいなかったミュウのアニメ版EDでの赤毛の男に対する無反応さ(ジェイドの方を見るだけ)また、ゲーム版EDでは穏やかな表情で赤毛の男に歩み寄るナタリア・アニス・ガイなのだがアニメ版EDでは笑顔で赤毛の男に駆け寄るナタリア&アニスと無表情で歩み寄るガイに分けられている。レプリカルークが主人格ならその帰還を誰よりも喜ぶのはガイのはず。 「原作ではルーク視点でストーリーが進むことが多いけど、なぜかアッシュ視点は全然ないよね」「アッシュサイドの動向ワカンネ」→「最後の赤毛は主人格アッシュだから元々持ってる自分の記憶と感情とかを思い出す必要がないんじゃね?」と考える人が出た。 カルマの歌詞「同じガラスだまの内側の方」を考えるとオリジナルの中で生きている(レプリカルークは記憶だけ)ともとれる。音素乖離したレプリカルークの音素を取り込み、アッシュが復活する説。この場合の融合した「ルーク」のベース(主人格)はアッシュであり、レプリカルークは記憶だけ。この場合はナタリアとくっつくと思われる。 + ルーク生存説 「今までルークは預言を覆してきた」という功績から、ジェイドの理論すら覆すことができたと考えることもできる。内心レプリカを見下していたヴァンですらも「初めてオリジナルを超えたレプリカ、真の人間になった」と称した。 死んだアッシュの肉体に音素乖離したレプリカルークの精神が宿った説。この場合の融合した「ルーク」のベース(主人格)はレプリカルークであり、アッシュは記憶だけ。この場合はティアとくっつくと思われる。 物語の中で、ルークは「他者から押し付けられた運命(預言・20歳まで軟禁生活・ナタリアのプロポーズの言葉を思い出せ、等)」はことごとく破っているが、「自分の意思で交わした約束(人を殺す責任を負う・我儘お坊ちゃんから変わる、等)」はちゃんと守っている(紆余曲折してはいるが)。ならば、自分で交わした「必ず帰る」という約束を守り、ジェイドの理論(他者から押し付けられた運命)は覆した、と見るのが自然か? 「逆大爆発(ビッグバン)現象」が起きている可能性ってない?EDのムービーを見るに、先に音素乖離が限界に達し、肉体が崩壊したのはレプリカルーク(ルーク) 大爆発(ビッグバン)とコンタミネーション現象についてきちんと確認してみると + ≪コンタミネーション現象≫ 物質同士の音素(フォニム)と元素が融合する現象のこと。(後略)(『テイルズ オブ ジ アビス 公式コンプリートガイド』P573「コンタミネーション現象」) + ≪ビックバン≫ 完全同位体の被験者(オリジナル)に発症するもの。同じ存在であるレプリカの情報を回収するため、音素乖離してレプリカを吸収し、オリジナルと再構成する現象。結果、レプリカは存在していたときの記憶をオリジナルに残して消滅し、オリジナルは2つの過去の記憶を持つことになる。(『テイルズ オブ ジ アビス 公式コンプリートガイド』P574「ビックバン」) しかしながら、これまで同位体が存在しなかったため、立証はされておらず、あくまでも仮説にすぎない。正確に大爆発が起きるには、特定の条件の元、あらゆる不測の事態が取り除かれていなければならないが、実験以外でそのような状態が作れるとは思えないため、疑問視されている理論でもある。(『-Tales of 15th Anniversary- テイルズ オブ 大全 1995-2011』 P594 大爆発) この現象、かなり不可解じゃね?「大爆発(ビッグバン)」とは音素乖離を起こすこと。では同じく音素乖離を起こしていたレプリカルーク(ルーク)は、ある意味「大爆発(ビッグバン)」と同じ現象を引き起こしていたと考えられないか?そして、音素となったレプリカルーク(ルーク)はどこに行った?ここで一つ、仮説を立てると「音素乖離を起こしたレプリカルーク(ルーク)はオリジナルルーク(アッシュ)を吸収し、再構築された。つまり、本来のビックバン現象と逆の現象が起こっている可能性がある。」と見る事も可能なのでは?レプリカルーク(ルーク)とオリジナルルーク(アッシュ)は「完全同位体」。あの二人を音素的に見分ける術はない。ならば、先に音素乖離した方が残った方を吸収するのではないだろうか。と、見る事も出来るのだ。 この現象にあえて名前をつけるとしたら、「逆ビックバン現象」とでも言うのだろうか。そして、逆ビックバン現象が起こった場合、オリジナルルーク(アッシュ)があの時点で生存していようと死亡していようと、結果は変わらない。肉体の所有権はレプリカルーク(ルーク)が取得する事になる。いわば「大爆発って、先に音素乖離しちゃったもん勝ち現象なんじゃね?」という説。 「公式インタビュー=預言(スコア)」という解釈。下記にもあるように、電撃プレイステーションvol341TOAスペシャルインタビュー欄外コラムにてシナリオ制作側の答えが「ルークの記憶を持ったアッシュである」とオフレコのはずが暴露されてしまったらしい。 しかし、これは本当にオフレコの情報だったのか?と疑う事も可能。 インタビューや対談の原稿というのは、必ず受けた側の事務所がチェックを入れる。例えば、役者が映画などに出演した場合、インタビューを受けてそれが雑誌に掲載されたりするが、その原稿は必ずマネージャーなどが目を通す。そして、映画のネタバレになりそうな部分は削除して欲しいと指示するもの。 バンダイナムコはそれなりに大きな会社。そして、テイルズオブシリーズとは、そのバンナムの看板作品。さらにアビスはその10周年という記念すべき作品。そのEDの話しとなれば、最重要チェック項目に入るはず。そんな重要な情報が、こんな簡単に暴露されるものなのか?うっかりとかそういうレベルじゃない。故意にバラそうと思わない限り、出てくるはずが無い情報じゃなかろうか? この発言は「バンダイナムコからプレイヤーにあてた、最後の予言(スコア)」ではないかと受け取れるのではないか?無限の未来があるはずなのに、それが一つしか無いかのように錯覚させる。それがこの発言の本来の意図のような気がする。 作中、ルーク達は定められた未来を回避するために、戦い続けた。その結果、予言(スコア)から外れた未来を手にする事が出来た。しかし、まだ「公式見解(シナリオ)」という最強最悪の予言(スコア)が残っている。 これは、ルーク(プレイヤー)が予言(スコア)から真に自由を得るための、最後の試練。何人の人間が公式見解(スコア)から脱却出来るのかを試されているのではなかろうか? 公式見解(スコア)をそのまま信じてしまえば、予言(スコア)に縛られた「オリジナル」が帰還する。しかし、自分の意思と思考で答えを得る努力をしたならば、また別の答えを得る事が出来る。そんな仕掛けになっているような気がする。まさに「我々は未来が定められていると知っている」のか「俺たちは未来を選べると信じている」のか。そういう事なのでは? この考えに基づくなら、アッシュサイドが語られずプレイヤーが終始、ルーク視点で話を進めていく、一応の答えにもなるかも?(アッシュの視点になった事はあったけど、それはルークを通してみていたから、結果的にルーク視点で物語を見ていたことになる)スコアに縛られないレプリカという立場で物語を見る事に、意義が出てくる? 「『満月の海』か『朝焼けor夕焼けの海か』」説アビスは、物語の中で、ルーク&ティアにとって重要なシーンは「満月の海」,アッシュ&ナタリアにとって重要なシーンは「朝焼けor夕焼けの海」のシーンで表している。ルーク&ティア:最初のタタル渓谷。決戦前夜。 アッシュ&ナタリア:ベルケンドでの二度目のプロポーズ。決戦前。さらにアニメにて、幼少アッシュが幼少ナタリアにプロポーズした時は夕焼けの海を見ながらだった事が判明している。 最終決戦の場であるエルドラントは、海に墜落している。そして、最後は夕焼けに包まれる。 つまり、あのシーンは「夕焼けの海」であり、アッシュとナタリアにとって重要なシーンであったのでは?と見る事も出来るのでは? EDは「満月の夜」に「海の見える」タタル渓谷が舞台。つまり、あのシーンはルーク&ティアにとって重要なシーンだったと見られる。 物語中、再三にわたって「ルークとアッシュは別人である」と言い続けていた。ならば、ルークとアッシュは別の結末を迎えた。と見る事が出来るのでは。ナタリアはアッシュを待っていたが、結局アッシュは訪れなかった。 ルーク・赤毛の男・アッシュの違いについてはこちらを参照。間違えやすいがローレライの剣は左手で持てるよう挿している。これはルークの特徴と一致している。 3DS版攻略本(「3DS版テイルズオブジアビス 公式コンプリートガイド」P592)に掲載されていた「彼」の設定画を見るに、髪の色はアッシュに近く、髪の分け目(=旋毛の位置),服装,剣の差し方,利き手などはルーク寄りっぽい。 + 「死者は蘇らないだろ」説 ※めちゃくちゃ長い上に、これでもか!というほど個人の主観が交じるものなので、畳んでおきます。 まず、チーグルスターの証言をよく見てほしい。 + 『公式シナリオブック』P347「コンタミネーション・2」 ジェイド「スター。あなたは被験者(オリジナル)ですか?」スター 「はいなのです」ジェイド「ではレプリカ―もう一人の自分を作られましたか?」スター 「はいなのです。ディストとかいう気持ち悪い人にやられたのです。」ジェイド「やはりディストですか。それはいつ頃ですか」スター 「多分半年ぐらい前なのです」ジェイド「コーラル城でルークとアッシュが完全同位体と知ったのなら、時期は合うな……。最後に一つ。もう一人のあなたはどうなりましたか?」スター 「……多分死んだのです」ジェイド「……多分?」スター 「実は自分は一回死んだのです。その後何かが入ってくる感じがしたと思ったら、自分は死んでいなかったのです。その時はもう一人の自分はいなかったのです」ジェイド「ディストは完全同位体研究を完成させたのか?ではあの時の研究結果は偶然ではなかった……?」 この証言に、一つ不可解な部分がある。それは「実は自分は一回死んだのです。その後何かが入ってくる感じがしたと思ったら、自分は死んでいなかったのです。」という部分。つまり「死んだ後に何かを感じるって何なんだ?」という事である。残念ながら一度も死んだ事が無いので確かな事が言えないが、普通は死んだら何かを感じるという事は出来ないのではなかろうか? なのに、オリジナルスターは死んだ「後」に何かを感じている。これはいったいどういう事なのか? そこで一つ考えられるのは、この「何かが入ってくる感じ」はオリジナルスターではなくレプリカスターの方が感じたものだったのでは?という可能性である。実際、何か(音素乖離したオリジナル)が入ってくるのはレプリカの方であり、感じる現象としては妥当ではなかろうか。 つまり、オリジナルスターはレプリカスターが感じた感覚を、自分のものであると混同してしまっているかもしれない。という事である。 次に、アッシュ死亡後のスキットを確認したい。 + 『公式シナリオブック』P485「アッシュの死」 ジェイド「ルーク。辛い話を聞くことになりますが……アッシュはどのようにして亡くなったんですか」ルーク 「……神託の盾(オラクル)兵に囲まれて、剣を……体じゅうに刺されて……」ナタリア「…………アッシュ!!」ジェイド「その後、あなたに何かが入ってくる感じはしませんでしたか?」ルーク「……そういえば……。何だか温かいものが全身に降ってきたような気はしたけど……」ジェイド「……何かが出ていく感じは?」ルーク「うん?アッシュが死んだ瞬間、虚脱感はあったけど、別に……」ジェイド「そうですか……」ガイ 「ジェイド、今のは?」ジェイド「……いえ……なんでも……なんでもありません……」 ここでルークが感じている「何だか温かいものが全身に降ってきたような気はした」と、オリジナルスターの証言にあった「何かが入ってくる感じがした」が同じものである可能性は非常に高いと思われる(あくまで可能性ですけど)。つまり、アッシュ死亡時のムービーこそ、アッシュ→ルークへのビッグバン現象だったのでは?と仮説を立てる事が出来る。実際、ルークはあの現象の後にアッシュの死因を正確に言い当てている。アッシュの記憶が流れ込んでいると考えて良いだろう。 しかし、完全なビッグバンでは無かった事は、アッシュの肉体が残っていた事とルークが自我を保っていた事で推察が出来る。 では、ビッグバンが完全に完了する前にオリジナルが死亡したら、どうなるのか? ここで、手掛かりになりそうなのがジェイドとディストの会話。 + 『公式シナリオブック』P348「コンタミネーション・4」 ジェイド「アッシュが死にました」ディスト「大爆発(ビッグ・バン)ですか?」ジェイド「……そう聞くということは、アッシュの大爆発(ビッグ・バン)はそろそろだったと?」ディスト「そうですね。そちらこそ、その聞き方はアッシュの死が大爆発(ビッグ・バン)ではないと言っているようですが」ジェイド「ええ。察しの悪いあなたでもわかるのですね」ディスト「……何が原因で死んだにせよ、この時期なら、大爆発(ビッグ・バン)は始まっていたと思っていいでしょう。」ジェイド「……始まっていないかもしれない」(中略)ディスト「いいですか?コンタミネーション現象は免れません。たとえあなたの才能を持ってしてもね」ジェイド「わかっていますよ、そんなことは。私は死者の復活に失敗した人間だ。運命は変えられない」ディスト「……記憶は残るのですよ」ジェイド「いえ、記憶しか残らないんですよ」 この二人の会話をよく見てみると、ちょっと変な事を言っているように見える。どう変か?というと、まるで「ビッグバンが始まったが最後。どんな理由でオリジナルが死亡しようとも、レプリカを犠牲にして復活を遂げる」と暗に言っているようなものだからである。 ここまで読んでくださった方には「これ、アッシュ生存説なんじゃね?」と思われた方も多いと思う。しかし、自分がこの説をこっちに持ってきたのには理由がある。 その理由とは「こんな現象が理由で『だから帰ってきたのはアッシュですよ』とかぬかしやがったらキレるぞコノヤロー」というものである。お粗末で申し訳ない。だが、どうしてもこれは許せないのである。 アビスは物語の中で、ずっと「死者は蘇らない」「レプリカはオリジナルの代わりにはなりえない」「それぞれが独立した、別の人間である」と主張しつづけてきた。ルークがイオンに言った「そんなことない!他のレプリカは俺のこと何も知らないじゃないか!一緒にチーグルの森に行ったイオンはおまえだけだ」(『公式シナリオブック』P273「最後のスコア」)なんて最たる例の台詞。 しかし、この会話をそのまま受け取ってしまえば、それらの主張を根本から覆す事になってしまうからである。実際、ジェイドの「私は死者の復活に失敗した人間だ。」という台詞にも矛盾が生じる。彼は自分が望んだ人物ではなかったにしろ、死者の復活に成功した事になる。 つまり、この現象は「完全同位体のレプリカは、オリジナルの残機である」と言っているようなものなのだ。マ○オじゃねーんだぞ。 今まで散々「ルークとアッシュは別人だ」だの「貴方だけの記憶を大事にして」だの、最後には「ルークはオリジナルを超えて一人の人間になった」だの言っておいて、最後に「やっぱりレプリカはオリジナルの身代わり人形でしたー☆チャンチャン♪」では、あまりにもユーザーを馬鹿にしていないだろうか。 「ルークだって死にそうだったじゃねーか」という反論があるかと思う。 しかし、少なくともルークは劇中では死んでいない。最後は光に包まれてどうなったか分かっていないが、はっきりと「死亡した」と描写されたわけではない。 さらに、(下のW生還説でも言われているが)「「音素乖離による死」は、ローレライがなんらかの干渉を行う事により回避する事が可能である」と劇中で示されている。 + 『公式シナリオブックP315「最愛のメリル」』 ヴァン 「私の体は音素(フォニム)がプラネットストームに吸い込まれていった。消えるのだとそう思った時に、ユリアの譜歌を思い出し口にしたのだ。それが契約の言葉だった。ユリアの契約に応えローレライが反応した」ジェイド「乖離(かいり)しかかっていたヴァンを構成する音素(フォニム)がローレライによって引き寄せられ……」ガイ 「再構築された?」ヴァン 「そうだ。ローレライは分解した私の体をつなぎ止めた。(後略)」 ここで、はっきりと「ローレライには乖離していく音素をつなぎとめ、再構築する力がある」と明示されている。つまり、ルークに関しては「死亡フラグを回避する事が可能ですよ」と言われていたのだ。だから、ルークが帰ってくるのはまだ整合性が取れる。 だが、普通に剣を指されて死んだはずのアッシュが帰ってきてしまっては、お話の根本を破壊されてしまう。それはさすがに認められない。というか認めたくないアッシュに剣が刺された時はまだ空が青いが、ヴァンを倒した後のムービーでは夕焼けになっている。少なくとも剣が指されて数時間経過している事が分かる。こんな状態で生きている人間がいたら、それはもう人間じゃない。さらに、アニメ版ではゲームと違ってかなりの出血が確認される。あれだけ血が出ていては、生存は絶望的と思われても仕方が無い。 「3DS版テイルズオブジアビス 公式コンプリートガイド」にも、アッシュは「命を落とす事にことになる。(P570)」「殺害される(P574)」とあるので、公式としてもアッシュが死亡しているのは確定事項として扱われているように見える。 まぁそんな理由で、自分はアッシュ生存説を信じられない(というか信じたくない)のである。超個人的な意見でゴメンね。 + その他説 あの後にもう一人の赤毛の男が帰ってくる(W生還)説「「音素乖離による死」は、ローレライがなんらかの干渉を行う事により回避する事が可能である」と劇中で示されているので、ルークに関しては生存可能。ヴァン師匠がそれで生き延びている。 アッシュも、癒しの力もつローレライなら死者を蘇らせる事が可能なのでは?と見る事も出来る(少なくとも、「ローレライに死者を蘇らせる力は無い」とは劇中で描写されてはいない)。 ED後ティアがルークを探して旅をしてその結果ルークを見つける(某最終幻想の続編パロ)説 実はティアが見た幻でした(仲間はティアを哀れんで見ている)説 ローレライ説。ルークもアッシュも、音素乖離したらもっとも大きな第七音素の塊であるローレライに吸収されんじゃね?という考え方。赤毛の男の言った「約束」とはユリアとの契約の事。譜歌はユリアとローレライの契約の証であると、劇中で言われている。 レプリカホドを「エルドラント」ではなく「ホド」と表現したのも、ユリアの故郷であり眠る地でもあった場所だったから?レプリカだけど。 …と、このように多数の理論と説が存在するが、ハッキリ言ってしまえばどれも決定打に欠ける。自説の主張は出来ても、他説の否定は出来ない。すなわち、全ての未来に実現の可能性がある。いわゆる藪の中やシュレーティンガーの猫と呼ばれる状態である。 おそらく、アビススタッフが狙ったのはこの状態だろう。「永遠に解けない謎は、永遠に人の心をつかみ続ける」といったところか。アビススタッフは、プレイヤーに絶対に解けない謎を残す事で、ずっとアビスがプレイヤーの心に残るように仕掛けたと考えられる。牛の首,鮫島事件,赤い洗面器の男、とでも言えば解りやすいだろうか? また、非公式にスタッフ側の解釈を公開することで、アビス世界の未来が定められているかのように見せる。スタッフ側の解釈(預言)を乗り越えて、自由な解釈をしてみせろ,自分だけのEDを描いてみせろ(自由な未来を選びとれ)という、まさにゲーム内でパーティキャラクター達が挑んだものと同じ試練を、今度はプレイヤーに課していると解釈できる。 つまり、ここに書かれた全ての説が「正解」。 さらに言うなら、「ED後を正確に予想するだけの情報が作中で全て明らかにされている」という保証は無い。要は後だし情報が全く無いとは言い切れず、現時点でアビスの未来を正確に予想することは不可能である。 また、デスティニー・デスティニー2・リメイクデスティニー,シンフォニア・ラタトスクの騎士で、公式見解を覆したといった前例があり、そもそも公式見解が信用に値するものなのか、と言った疑問もある。スタッフ側が明確な答えを用意しているという情報自体がフェイクである可能性もある。 + 説とまではいかないが、疑問に思われる点 ジェイドの表情や反応が不可解。最後、ジェイドの表情は「悲しげな笑み」と表現されている。(『公式シナリオブックP338「約束」』) コンタミネーション現象に関する、ディストとの会話。(上で散々出てるので、省略) 上記二つの事を指し、「これはルークとアッシュに大爆発が起き、ルークが記憶だけになってしまう事を悲しんでいる」とする人もいる。 しかし、よく考えてみると、ルークに迫っていた運命は「音素乖離を起こして消滅する」というもっと過酷なものだったはず。 音素乖離が起こったら、記憶どころか肉体も全て無くなり、ルークは音素体へと吸収されてしまう。 つまり、大爆発が起きて記憶だけでも残った方がマシなはずなのだ。その事にジェイドが気付かないとも思えない。そして、リアリストで物事を合理的に考えるタイプのジェイドが、大爆発をそこまで悲しむとも思えない。 では、ジェイドは何を悲しんでいたのか?あの表情や反応の意味は何だったのか?非常に疑問である。 「ここからなら…ホドを見渡せる。それに…約束してたからな…」の台詞についてもなぜ「エルドラント」と言わないのか、「約束」とはアッシュとナタリアでした約束(俺達が大人になったら、この国を変えよう。 貴族以外の人間も貧しい思いをしないように…。戦争が起こらないように…。 死ぬまで一緒にいて、この国を変えよう)なのかルークとティアの間の約束なのか、はたまたルークとアッシュのした約束(…約束しろ! 必ず生き残るって! でないとナタリアも俺も…悲しむからな! )なのか。上記はいずれにしても「ルーク」が生きて帰ってくることが約束なのだが…。 エンディングではティアがルークと同じ髪の分けかたのため、この2人が横を向いてしゃべるときにどっちかの顔しか見えなくなる(両目が見えない)ため、表情で推察できない。EDアニメーションのティアと赤毛の青年の髪の分け目は逆。二人とも目が見えないようになっている。最初の設定では、ティアの髪の分け目はルークと同じだった。しかし、EDで二人の表情が見えないようにしたいという事で、ティアの分け目が変えられたという記述が、藤島氏の画集で語られている。ちなみに、アニメ版では切なげな表情で涙を流すティアを見ることができる。 シナリオ制作側として明確な答えがあるもののアニメでもそこのところはぼかしてあるため、真相は推察するしかない。 電撃プレイステーションvol341TOAスペシャルインタビュー欄外コラムにてシナリオ制作側の答えが「ルークの記憶を持ったアッシュである」とオフレコのはずが暴露されてしまった際に、シナリオライターの実弥島氏は「ルーク・アッシュ・融合・W生還・幻、どれでもいいと思う(ゲーム中に出てこない設定なんか無視するのが正解)」とコメントしている。 要するに正体に関しては好きに想像してほしい、とのこと。 + 名前の由来 実弥島巧氏曰くルーク→聖人ルカ ティア→省略形の名前であることと、ティアドロップ型のペンダント ガイ→先にホドの人たちは名前が長いという設定があって、バンナムの方に考えていただきました。 ジェイド→翡翠です。元々登場人物の名前は全て色の名前で仮名をつけていましたが、その名残です。 アニス→上にもある通り色関係でつけていて、花の名前が残ってしまいました。 ナタリア→確かラテン語か何かで出生みたいな意味合いがありました。 六神将→音関係 ピオニー→『VIVA★TALES OF MAGAZINE』2012年11月号のメインシナリオライター女史のコラムによると『アビス』のキャラは主に色事典から仮名を付けており、「敵国の皇帝」の仮名として付けたものが「ピオニー」だった。ところがそのまま収録台本を作る時期になってしまい、三十代後半のおじさんに花の名前はまずいのではと訴えたものの、「いいんじゃない」と言われてそのままになってしまった。ジェイドの幼なじみには宝石の名を付けるというこだわりがあったため、ミドルネーム「ウパラ」を追加したとのこと。 六神将の名前の意味(公式ではありません)アッシュ→英語で「灰」という意味。(聖なる焔の燃えかす) リグレット→英語で「後悔」という意味。 シンク→英語で「同調」という意味。(シンクをシンクロナイゼーションの略称だと考える) ディスト→エレキギターに用いられる「音を歪ませる」奏法のこと。公式なのはジェイドの幼なじみには宝石の名を付けるというこだわりで本名「サフィール」はフランス語でサファイアのこと。 アリエッタ→英語で「小さいアリア」という意味。(イタリア語で「そよ風」という意味もあるがキャラクターを考えるとアリアかと思われる) ラルゴ→音楽用語で「ゆったりと遅く、広々とした気持ちで」という意味。
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キャラクター:テイルズオブファンダムVol1 ファンタジア クレス・アルベイン ミント・アドネード アーチェ・クライン チェスター・バークライト クラース・F・レスター 藤林すず アミィ・バークライト ミゲール・アルベイン マリア・アルベイン ミラルド・ルーン イライザ・シュタイン ゴーリ・シュタイン クレイトン デスティニー スタン・エルロン ルーティ・カトレット フィリア・フィリス リオン・マグナス チェルシー・トーン ディムロス・ティンバー リリス・エルロン マリアン・フュステル トーマス・エルロン エターニア リッド・ハーシェル ファラ・エルステッド キール・ツァイベル メルディ フォッグ チャット レイス(レイシス・フォーマルハウト) クィッキー プリムラ・ロッソ アイラ サンク・リザジュー キーファ・パッカード ヒューラ・ヴェルミオン アルジェント ルナリア・バーンズ アルサー・リトルトン
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テイルズ オブ ハーツ 対応機種 発売日 開発 主題歌/歌手 NDS 2008年12月18日 テイルズスタジオ 永遠の明日/DEEN PSV 2013年03月07日 セブンスコード iOS 2013年10月09日(配信開始)2016年03月31日(配信終了) セブンスコード 固有ジャンル:心と出会うRPG(DS版)/新たな心と出会うRPG(Vita/iOS版) R版でのキャッチコピー:遥かに散った君の心を君と見つける メインキャラクタデザイン:いのまたむつみ 初回予約特典:ビバハートフル! テイルズ オブDVD -ハーツチャンネル篇-(アニメムービーエディション)/ビジュアル オリジナルサウンドトラックDVD(CGムービーエディション)/2DアクションRPG「テイルズ オブ ハーツ R インフィニット エボルブ」ダウンロードコード 戦闘システム:コンビネーションエアーリアル リニアモーションバトルシステム(CNAR-LMBS)/エアリアル・チェイス リニアモーションバトルシステム(ARC-LMBS) テイルズオブシリーズの11作め劇中のムービーをアニメ版、CG版と両方作成して同時発売するという試みで話題を呼んだ。ただ、CG版の評価はテイルズファン的にはお世辞にも受け入れられてるとは言えず、評価は微妙と言うしかなかった。しかもアニメとCGでムービー内容が違うからか、アニメ版であるセリフがCG版で削られている箇所がある。 CGのモデリングは元絵と比べてキモいことになっているが質そのものは高い。DSでここまでできるのかというレベル。リアルというのはCG製作会社にとってこれ以上ない褒め言葉ではあるが、いかんせんリアル過ぎるが故にキモい。サンドリオンやリアンハイトといった非人間・機械的なものや自然の描写などの美しさが目立つ分、人物のキモさが際立つ。しかし、前者の美しさは一見の価値有り。 CG版のムービーの製作は白組が担当。PS2版デスティニーでも一部のムービー(主に3DCGを使ったムービー)を担当している。そんな悪評ゆえか、Rでは当然と言うかアニメ版ムービーのみ。OPはDS版で2画面仕様だったムービーを1画面で見事に作り直しており、新キャラのガラドも入っている。その反面、OPのガラドのシーンはストーリー中のガラド登場ムービーを使いまわして繋げただけで、全員が登場するシーンにカルセドニーとガラドはおらず、IRのような新OPや新主題歌は無しといささか手抜き感が漂う。 仕方のないことだが、新規のムービーがVitaの画面いっぱいである16:9であるのに対し、既存のムービーが4:3であるため、やはり違和感を覚えてしまう。ただ、既存のムービーにもカルセドニーとガラドのカットが追加されている。 その分、後述の一枚絵CGが随所に挿入されている。また劇中とはいえ新規ムービーもあるだけに、既存のムービーに合わせてガラドとカルセドニーの新規カットを挿入する作業に意外と手間取ってしまったのかもしれない。 それどころか、DS作品としては最高値となる定価6,650円、しかも二つに分けて発売、予約特典を別々につけるなど、バンナムの販促の荒さが目立ち、素人目にも商法のあからさまさが目に付く仕様であった。しかもCG版の特典のサウンドトラックでは他では使われていないアレンジが10曲(「今ここにある世界」「スピリア消失」「あたたかな故郷」「誰がために戦うか」「スピリアに希望を!」「まだ見ぬ地へと」「絆の翼リアンハイト」「TALES OF HEARTS」「緋色の髪の魔王」「触れ合う心と絆」)収録。 マイソロ2や某最終幻想の格ゲーのせいで埋もれてしまった印象もある。 予想よりも売れなかったためか…は定かではないが結局HがDS最後のテイルズとなり以降のマザーシップは据え置き機のみの展開になっている。 テイルズがシリーズ的に3Dに完全移行していく流れで、敢えて2Dの良さをと拘ったゲーム。援護技での歴代TOキャラやナムコキャラが新規2Dドットで大量に出演したのもポイント。 シリーズ恒例のキャラクター人気投票ではマザーシップタイトルにもかかわらず一人もランクイン実績がない。ある意味TOT並に不憫。テイルズ作品で唯一ノベライズもコミカライズも一切無い。ある意味TOT以上に人気が無い。正確にはコミカライズは冒険開始で打ち切り、5枚組のドラマCDが存在する。 だが、ヒロインコハクの他作品参戦確率は異常なほど高い。スタッフの贔屓の可能性が非常に高い。 当初の発売日12月11日から1週間延期されたが、主題歌“永遠の明日”のリリースはソフト発売予定前日の10日のまま。ちなみに“夢であるように”の当時の発売日は12月17日。今作を最初から18日発売にしていれば、どちらの主題歌も12月17日リリースで揃ったのに…。ソーマの初期構想は会話できる武器「想魔」(ソーディアンに似た設定)といい、DEENといいTODを意識している感が強い。 R版では、オリジナル版のTODのようにサプライズエンカウント時に通常戦闘曲が変わるという演出も追加。 2013年春にVitaにて「テイルズオブハーツR」としてリメイクされた。発表に先駆けて、イノセンスRの本編でハーツリメイクを仄めかすような演出があり、北米で商標が再登録されるなどしていた。 イノセンスR同様、メインシナリオのフルボイス化、新規イベントの追加、さらにはカルセドニーや新キャラガラドのパーティ加入などが行われた。そしてまさかの3D化。色々な意味で大きな反響を呼ぶことは間違いない コスチュームチェンジも採用。DLCだけでなく本編でも水着が手に入るなどイノセンスの時より増えている。さらにはカラバリもあるので違った雰囲気の通常コスも楽しめます。 水着で秘奥義を使うと秘奥義カットインまで水着になるというから制作側も近年はコスチュームを重視している様子が窺える。DLC水着よりはVにあった最強防具コスを作ってほしかったという意見も。それだとコハクが巫女装束、イネスが青ワルキューレになるのだが…。 他にはお馴染みの歴代コス、学園コス、エクシリアから引き続き執事・メイドコス、オリジナル衣装のアイドルコスが配信された。 イノセンスRと違い、歴代コスのみ通常戦闘曲が変わるようになった。 今回はイノセンスRで変化が無かったイベント中の顔グラも、近年の作品と同様にしっかり動く他、戦闘画面もIR以上に美麗かつ派手になりパワーアップ。開発側の技術力も向上している。Vitaにも慣れたようだ。ベリルちゃんの驚き顔良い感じです。おそらくイノセンスRはPSP前提で作っていたのをVitaにハードを移したという経緯があるが、ハーツRは一からVita前提で作っているのでそのあたりもしっかり開発されているのかと。フルボイス化は、Iと違って元からボイスは多かったので、Iに比べると感慨はやや薄いか。 RではAIが凄まじい進化を遂げている。特にカルセドニーやクンツァイトのAIが恐ろしく優秀でオート操作にすると勝手に延々と空中コンボを決めているほど。上の二人に限らずイネスやコハクも優秀でありチェイスリンクが発動してしまえば一方的にハメている事もしばしば。 チェイスリンクというシステム自体が単独戦闘でも無双化を可能にするほどの画期的なシステムであった。 2013年12月25日に体験版の配信が決定。さらに体験版のセーブデータを持っていると、製品版プレイ時にシング・ヒスイ・ガラドと、なんとベリルちゃんの水着衣装も入手できる。TOHRを一足先に体験するついでに水着衣装も入手できるので、プレイして損は無い。ベリルちゃんの水着衣装凄い可愛いです。 エクシリア2から引き続き、同ハード作品との連動要素も発表された。メモリーカードにイノセンスRのセーブデータがあると、ゲーム冒頭でイベントが発生し、「コーダ」のアタッチメントや本来は終盤にならないと使えないシングの「魔神剣」が手に入るとのこと。 DS版ではソーマエボルブは進化したら戻せず(そのため使える術技を選びそこねると大変)、赤青緑それぞれ最終エボルブが2つずつある関係上すべてを図鑑に埋めるには6周必要だったがR版では仕様変更されている。エボルブの変化でDS版の時にできたソーマ緑縛りみたいな縛りプレイへの影響も気になるところ。ビルドは闘志、信念、根性、忍耐、固有(シングの場合は純真)の5つを、Lvアップで得られるSBPを消費して伸ばして術・技、スキル、進化ソーマを会得するシステムに変更された。進化したソーマは自由に装備変更できるようになり、DS版のように進化ソーマを入手する為に何周もする必要は無くなった。そのおかげでDS版にあったソーマビルドの罠(緑色のルートを育て過ぎるとステが残念なことに…)とソーマリンクの衝撃(シングとヒスイにぶっといリンクが…)はなくなった。ソーマリンクに関してはヒスイは全員と深い絆を結ぶようになってしまったので(全体回復の弊害、否恩恵)、改善といえるかは微妙である。さすがは俺らの兄貴だぜ トライバース世界の魔物と思しき魔物が出てきたり、Iの天上人型の魔物が出てきたりする。やはりRe imagenation世界同士は繋がりがあるようだ。 3D化によるCEROへの影響や新キャラ追加もあってか、原作の暴力表現などは削除・冗長さを省くためか大まかな流れは変わってないがイベント改変が行われている。暴力表現や陰惨な描写の削除やイベント改変はなりダン、TODも辿った道なので仕方ないか。原作を知っている人からすると物足りない気もするが…。 IRで登場したイベント中の1枚絵CGは今回も採用。IRと違ってきちんと女性版の温泉CGはいつでも見られるようになり、水着イベントでもCG付きと気合が入っている。 R版では何故か、「豪気」(=強く逞しい気性)という言葉が多用されている。普段はそれ程使う言葉でもないのだが... 告知もなく突如iOS版が発表された。価格は3800円(10月15日までは1800円)。発売直後、なんとiOS7.0には対応していなかった。わざわざ戻せと?現在は対応されている。一体なんだったのだろう。 大抵の戦闘システム(特にエアリアル関連)がタッチやフリックで十分対応でき、戦闘は攻撃アイコンや術技アイコンなどは設定により場所を変えられるが、iOS版ではどうやってプリンセス・オブ・マーメイドを出すのだろうか。もしや出せない?イノセンスRのiOS版は存在しないのでコーダのアタッチメントは手に入らないし魔神剣を初期習得もできない。 販売開始から約2年半、ひっそりサービス終了に。ファンタジアとは異なり終了後も起動可能だが、端末から削除すると再インストール不可となるので注意。 iOSへの移植に続いて、R版の海外での発売が決定した。もう不遇だなんて言わせない!なぜイノセンスRが飛ばされたかは不明。恐らく宗教的な問題だと思う。海外ではそういう問題はよくある話である。イノセンスでは特に神(前世)や宗教と言った言葉が多いからかと。
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◆『テイルズオブ ザ ヒーローズ ツインブレイヴ』 プラットフォーム:PSP 発売日:2012年2月23日発売予定 価格:UMD通常版:6,280円 ダウンロード通常版:5,650円 限定版:9,980円 ジャンル:アクション ◆公式サイト http //tb.namco-ch.net/ ◆連動サイト http //my.bnfes.jp/tales/specialTohtb.php ◆体験版 http //tb.namco-ch.net/trial/ ▲テーマソング 価格:2,500円(税込) 収録曲 1.SHINE(オープニングテーマ) 2.NEW DAYS(エンディングテーマ) 3.Brave(インスト曲) 4.スペシャルミニドラマ(オリジナル書き下ろし脚本+過去テイルズBGM収録) FUNKISTツアー先行案内封入 PSP『テイルズ オブ ザ ヒーローズ ツインブレイヴ』対応の武器「ベルセリオス(リオン専用)」がダウンロードできるシリアルコード封入 PSP用オリジナル・クリーニングクロス付属 ◆テイルズ オブ ザ ヒーローズ ツインブレイヴ PSP版 絆を紡ぐ書 (Vジャンプブックス) オリジナル特典、【秘奥義着ボイス】 【魔剣ネビリム】をゲット! ピンポイント解説 マップで攻略もバッチリ!! 本書でしか入手できない2大特典! 「秘奥義着ボイス」 「魔剣ネビリム」DL用のシリアルコードつき! 【秘奥義着ボイス】 スタン役・関智一さん、リオン役・緑川光さん、ユーリ役・鳥海浩輔さん、フレン役・宮野真守さん、ジュード役・代永翼さん、ミラ役・沢城みゆきさんが熱演した、秘奥義のボイスを着ボイスとしてダウンロードできるぞ! ※ダウンロード有効期限2012年8月23日0時 ※iPhone、スマートフォン、PHS、一部の携帯電話ではご利用になれません。 【ロイド専用武器・魔剣ネビリム】 ロイドの武器・魔剣ネビリムがショップに並ぶようになるぞ! ※ダウンロード有効期限2012年5月23日0時 ※「バナフェス!タウン」バンダイナムコIDの取得が必要です。 ●出演声優陣へのアンケートを収録!! 巻末には、秘奥義着ボイスに登場した6人の声優さんたちへのスペシャルアンケートを収録しているぞ! 『テイルズ オブ ザ ヒーローズ ツインブレイヴ』に関する、様々なエピソードが読めちゃう!